[アップデート] RDS 拡張モニタリングに物理デバイスとセカンダリインスタンスのメトリクスが追加になりました
はじめに
こんにちは、岩城です。 Amazon RDS の拡張モニタリングに次のメトリクスが追加されました。
- 物理ストレージデバイスメトリクス
- マルチ AZ 構成中のセカンダリホストメトリクス
実際に確認してみたいと思います。
拡張モニタリングとは
CloudWatch は、DB インスタンスのハイパーバイザーからメトリクスを収集するため、次のような限られたメトリクスしか収集できません。
- CPU 使用率
- DB接続
- 空きストレージ容量
- 使用可能なメモリ
一方、拡張モニタリングは、DB インスタンス上のエージェントから OS についての様々なメトリクスを収集します。
- メモリ
- ディスク I/O
- CPU 使用率
- ファイルシステム
- ロード平均
- スワップ
- プロセス
- ネットワーク
- Physical Device I/O ← New
このように、拡張モニタリングは、CloudWatch で収集できるメトリクスより詳細にモニタリングしたい場合に有効です。ただし、モニタリングコストが増えるため計画的に利用しましょう。
やってみた
物理ストレージデバイスメトリクス
拡張モニタリングを選択します。
グラフの管理から Physical Device I/O
で表示できるメトリクスを確認することができます。
マルチ AZ 構成中のセカンダリホストメトリクス
マルチ AZ 構成中に、セカンダリホストのメトリクスを表示することができます。
primary
とsecondary
のボタンが追加されており、表示を切り替えることができるようになっています。
おわりに
本エントリがどなたかのお役に立てれば幸いです。